2016/08 Matterhorn登頂記(旅の準備1)

旅行に向けた準備(英会話教室)

何でもお膳立てしてくれるツアーのような旅は自分には合わない。
「どうせなら、個人旅行のスタイルで旅をしたい・・・。」
そうなれば、やれることはできるだけ自分でやってみよう・・。

マッターホルンのガイド登山では、現地ガイドを頼む方が値段が安く済みそうだ。

但し、現地ガイドでの登山の場合、最低限のコミュニケーションをするために英会話を習わないと・・。

行き当たりばったりな旅の計画に、ふと湧いた思いつきだが、何でもすぐに行動に移さないと・・と考え、英会話教室を探しはじめる。

偶然にも、いつも通っている合気道道場の上の階に、英会話教室があるとの情報をもらい、ドアを叩いた。

オーストラリア人の先生。日本語は通じない。
しかしながら、とてもフレンドリーな先生ですぐ打ち解けることが出来そうだと感じた。講座の雰囲気も悪くない、生徒の皆さんも歓迎してくれ、これも縁かな・・と思い、入会を決めた。

スイスに行く日まで残り4か月のこと。どうなることやら・・。

旅行に向けた準備(現地ガイドの予約)

はじめの頃、単独の登頂もできるのでは・・。と考えた時期もあった。今、考えると 自分の力量ではまず無理だっただろうと思う。

旅の日程は時間が限られている。少ない情報を寄せ集めながら、自分なりに現地での行動をイメージしてみた。

日程的な面での観点から、マッターホルン登頂が叶うかどうかを想像したものの、現地ガイドのシステムが良く理解しきれず確信が持てなかった。後でも述べるが、マッターホルンに登頂する為のガイド申し込みは、一定のレベルに到達しているという評価がされないと受け付けてくれない。

それでも、現地に到着してから現地ガイドの申し込みをした場合、既に予約が一杯だと言われてしまうと元も子もない。とりあえずは、初回の予約だけは先にしておこうという結論に至った。

地球の歩き方でも紹介されている、
Zermatt ALPIN CENTER とメールでコンタクトを取りはじめる。

マッターホルンのガイド登山を申し込む為には、現地ガイド事務所に それなりの力量があることを認めてもらう必要がある。
力量をはかり契約の可否判断する手段として、
①直近での登頂履歴を示し、書類選考する。
②現地で、ほかの山にガイド登山を契約して登る試験を受ける。
の2種類があるようだ。

自分は、無謀にもまずは、①登頂履歴を示し、書類選考する。にチャレンジした。最近入会した英会話教室のオーストラリア人の先生に助けてもらいながら、登山経歴書を作成し先方にメールでお伺いを立ててみた。

・・結果は、当然ながらパスしない。それはそうだ、ほぼ日本の山しか登ったことないもの・・。少しだけ日本の冬山っぽいところに行ってみても、ヨーロッパの人に、そんな経歴を考慮してくれるはずもない・・。

まあ、気を取り直して、テスト登山の申し込みをすることにした。自分が予約したのは、一番値段が安いという理由で、RIFFELHORNにした。(値段はCHF305)
こちらは、希望通りの日に予約ができた。これで、現地についてからの行動はスムーズになるだろう。

旅行に向けた準備(宿泊場所)

自分は、当初 全日程テント泊を考えた。というのも、スイスは物価が高そうだし・・。あとは、テント泊が好きだから。というのが理由かな。

色々調べると、ドミトリー式の部屋もある宿で良さげなものを見つけた。HOTEL Bahnhof。ツェルマット駅のすぐ近く。兎に角、値段が安い。一日40CHF。駅の近くにキャンプ場もあるが、調べた限りでは使用料が20CHF程度のようだ。
Booking.comで、到着日から宿泊が可能な日数分全て予約をした。それ以降(予約が出来なかった日)は、現地で宿を探すことにした。
最近は、海外の宿も自分で簡単に予約できるのに驚いた。