2019/08 キリマンジャロ登山(旅の準備)

ルート と ガイド

登山ルートについて

キリマンジャロへ登頂するためのルートは代表的なもので7つあるようだ。

タンザニア国側からの登山ルート
①MARANGU ROUTE(通称 COCA COLA)
②NWEKA ROUTE
③UMBWE ROUTE
④MACHAME ROUTE
⑤LEMOSHO ROUTE
⑥SHIRA ROUTE

ケニア国側からのルート
⑦RONGAI ROUTE

どのコースにしようか、まずそこで迷った。
インターネットで先人たちの情報を見ながらイメージしたところ、二つのルートに絞ることができた。

一つ目は、一番人気がある ①MARANGU ROUTE。
特徴:
・比較的短い日数で登頂可能。(費用もその分安く済む。)
・ルートは危険な箇所が少なく安全。
・全コースの中で、唯一の宿泊が小屋泊。他のコースは、テント泊。
・往復同じコースを使う。
・景色が単調で、変化を楽しめない。

二つ目は、④MACHAME ROUTE。
特徴:
・MARANGU ROUTEよりも日数が長い。
・高度順応も兼ねたアップダウンもあり、高山病対策ができるため登頂率が上がる。
・登頂までと下山の道が違うので、景色の変化が楽しめる。
・岩場もあったりするので、山登りをしている実感が味わえる。
・日数の長さとルートの難易度から健脚向き。

結論:
日程的な問題が懸念点だが、どうせなら満喫したいので MACHAME ROUTE を使うことで決めた。

 

ガイドについて

キリマンジャロへ登頂するには、入山許可が必要である。
入山許可を受けるためには、ガイドの同行が必須である。
ガイドの他に、荷物持ちのポーター、食事を用意してくれるコック、ウェイターまでいる。
テント泊の登山に慣れていれば、ガイド以外は何とかなるだろう と思いがちだが、キリマンジャロ登頂する為のルールのようだ。
何とも面倒な話だが、この国の大切な観光資源であり、国を豊かにするための重要なシステムとなるのは仕方のないことだと思われる。

ガイドを決める方法として、大きく二つにわかれる。

一つは、日本国内のツアー会社に全てお任せするやりかた。
二つ目は、現地のツアー会社と自分でコンタクトを取って決めるやりかた。

自分は、現地のツアー会社と直接やり取りする方法を選択した。
その方が、時間も取られて面倒だし、失敗や騙されることもある。
しかし全ての経験が自分の財産になるし、インターネットには情報が沢山が溢れている。
まあ、何とかなるだろうと思い調査をしてみた。

インターネットで検索すると、現地ガイド会社の有力候補がいくつかに絞られる。
2社に絞り込み、メールで海の向こうのガイド会社とやり取りをしてみた。

自分の希望する日程と合うところと、更に費用についての確認をやりとりし、納得が行く相手と概ねの話をまとめることができた。
そこまで来たところで、現地に到着してから街でガイド会社を回って契約までこぎつけるやり方もあるとは考えた。
しかしながら、到着した日にすべてを決めないと、日程的には厳しいことから出発前に全て決める形とした。

お世話になった現地会社会社
http://www.summit2sandsafaris.com/

出発日一週間を切った頃、ようやく話がまとまった。
そして、空港まで迎えに来てくれる段取りとなった。
空港で確実に会えるように、迎えに来るスタッフの写真を送ってくれと頼んだが、はぐらかすような返事しかこなかった。
どうやって会えるのか?と聞くと、
「出口で、あなたの名前を書いたカードを持って立っている・・・」
なるほど、よくある古典的な手法だが。。
果たして、本当に来てくれるのだろうか?
正直なところ、不安を抱えたまま現地へ向かって飛び立ったものである。